国鉄分割民営化直前の1987年3月のダイヤ改正により、高松都市圏の #予讃線 高松 - 坂出間、多度津 - 観音寺間および #土讃線 多度津 - 琴平間が電化されることとなり、その区間用として導入されました。その後の民営化では全車両が四国旅客鉄道 #JR四国 に承継され、経営基盤が脆弱とされたJR四国に対する将来の布石といった意味合いで国鉄が残した車両の一つです。時代的には205系の時期で、一部には101系の予備品も使われています。編成は #クハ120 と #クモハ121 の2両固定編成で、当初は赤14号のカラフルな帯色でしたが、その後にJR四国のコーポレートカラーである水色に塗色変更されました。個人的にはこの赤色の帯が非常に気に入っていました。それまでキット製品を主力にしていたマイクロエースが、完成品に進出した時期の製品で、四国のオリジナルな（地味な）電車を製品化したのには驚くと同時に、模型化は諦めていたので、大変嬉しくて、迷わずに購入しました。運転会で数回お披露目した後はディスプレイして、時折自宅で運転していたので、車体は非常に綺麗な状態です。スムーズな走行とライト点灯は出展にあたり確認済みです。化粧箱は処分してありませんが、厳重に梱包して発送します。取説やシール、パーツはございません。クハのカプラーは取り替えており、オリジナルの部品ではございません。種類···車両レールゲージ···Nゲージ